女性会計士のワークライフバランス
どうも、会計士試験に合格し、監査法人に合格してから早5年超になるpalacocoです。
とりあえず、何か資格が欲しいと思って会計士を検討する人もいるのではないでしょうか。
特に女性は結婚や出産といったライフステージの変化を考えると、同じ会社でずっと働き続けることが困難な場合もあり、資格がほしいなーと思う人もあると思います。
私もその一人で、働くときはバリバリ働いて、でも結婚したら旦那さんの転勤にあわせてついていきたい(単身赴任はいやだ)、子供が小さい時にはしっかり時間をとってお世話してあげたいという気持ちが強く、資格職を色々調べる中で「公認会計士」という職業を知りました。
そこで今回は女性が会計士として監査法人で働くってどうなのか?ご紹介したいと思います。
- 結婚できる?育休取れる?
結婚できます、育休取れます。
この記事を書くために集計して驚いたのですが、入社時、同期女性で既婚は1人しかいませんでしたが、5年超たった今は同期女性80%が既婚です。
さらにそのほぼ全員が妊娠し、一部を除き全員が現在産休&育休取得中です。
会計士試験合格者の大半が20代で、入社して5年以内に結婚・出産の平均年齢になる人が大半であることから考えれば不思議ではないかもしれませんが、すごいですよね!!!
入社して5~10年目の層はある程度仕事を任せることができ、監査法人にとっても重宝する(都合のいい?)層なので、会社からも退職より産休・育休の取得をすすめられますし、いわゆる「マタハラ」はほとんどないですね。
また、復職後の時短制度も充実しています。
- 仕事は忙しい?
繁忙期は想像以上にめちゃくちゃ忙しいです!!!
また、結婚して子供を持つまでは年々仕事量が増加しました。
基準も毎年改正されるので、ついていくのが大変です。
やはり手に職を持つにはそれなりの苦労が必要ですね。
ただし、もちろんある程度仕事を覚えた上で子供を持つと、上述のとおり時短制度を活用して残業なしで働いたり、または、繁忙期に募集しているパートをして、通常のパート主婦より効率よく稼ぐことができます。
耐えるのは最初の3-4年…でしょうか。
- 男女で待遇に差はある?
ないですね。
ただ、時短勤務しているとその分業務量が減って昇進が遅れます。
10年以上働く子持ち女性会計士は育児か仕事か、そのバランスにみなさん悩まれているように思います。
この点は私も悩むところです。
- 例えば旦那さんの転勤に合わせて職場変えれる?
これはYesでもありNoでもありますね。
会計士の仕事は会社が存在するところならどこでも存在しますが、逆に会社がないと需要があまりありません。
このため、地方より都心に仕事が集中します。
生保とか工場勤務だと転勤は地方もありますよね。
そうなるといい求人は激減するので、そういった観点から考えると看護師、薬剤師等の医療職の方が需要あるなぁと思います。
医療職は人がいれば需要がありますもんね。
ちなみに、公認会計士協会近畿会から「女性会計士20人 人生の中間決算書―おせっかいな先輩より。キャリア・家庭・これから」という本が出ているので興味ある人は合わせてご覧ください。
もっとたくさんの人の話が載っています。
中古でも出回っています。
【中古】 女性会計士20人 人生の中間決算書 おせっかいな先輩より。キャリア・家庭・これから /日本公認会計士協会近畿会【編】 【中古】afb
- ジャンル: 本・雑誌・コミック > ビジネス・経済・就職 > 経理 > その他
- ショップ: ブックオフオンライン楽天市場店
- 価格: 198円