ズボラ家計管理③ 目標達成のための行動を考える〜変動費〜
この記事では家計簿を使わないズボラ家計管理の方法をお伝えします。
家計簿って続かない、楽しくない、そんな風に感じている方のお役に立てればと思っています。
この記事を書こうと思ったきっかけは、私自身が家計簿が続かない人間だから。
レシートを保管して毎日の出費を記録して‥という方法は1ヶ月も続けられたことがありません。
過去には罪悪感を感じたこともありましたが、今はこの管理方法で大丈夫!と自信をもっています。主人も私も仕事を今すぐ辞めて働かなくなっても3年暮らせるだけの貯金もたまっています。
大学で会計を勉強し、会計士として働き、ママとして家計の管理をしている私がオススメする方法。
私と同じように、家計簿をつける事を負担に感じている方がいらっしゃれば是非試して見てください!
私の方法は前回の記事でも記載した通り、下記のPDCAサイクルをまわすこと。
①現状を把握する
現状に満足しない場合‥
②目標を設定する
③目標達成のための行動を考える
④行動する
⑤目標達成できたかどうかチェックする
今回は【STEP③目標を達成するための行動を考える】
についてお話します。
【STEP③目標を達成するための行動を考える】
目標が決まったら達成するためにどんな行動をする必要があるのか考えましょう。
考える際の切り口は①支出を減らす、②収入を増やすの2つがあります。
まずは、以下にて支出を減らすことを考える際のポイントやアイディアをご紹介します。
①支出を減らす
支出を減らすについてはさらに変動費、固定費に分けて考えましょう!
この記事内での各項目の定義は下記の通り。
●変動費
発生金額が一定でないものの、生活する上でほぼ毎月いくらかは発生するものと定義します。
例えば、食費や日用品費、服飾費、レジャーに使ったお金、美容院代等。
●固定費
一般的に固定費とは発生金額が一定であるものを指すと思いますが、より範囲を広げて契約によって発生することが確定しているものと定義します。
例えば、家賃、保険代、習い事にかかるお金、Amazon prime等の会員費。そしてそれ以外にも携帯代、水道光熱費等も含めます。また、資産の維持費(固定資産税、車のガソリン代や車検代)もこちらに含めます。
【変動費】
この項目は発生金額が決まっていないので、明日から実際に減らすための行動が取れます。
つまり、即効性があります!
まずは以下をチェックしてみてください(^^)
●週1以上、家族または1人で外食している
→そのうち一回でもいいので、お惣菜に買う日にチェンジ!家族のいる主婦の方は旦那さんやお子さんに作ってもらう日に変えてもらうのもいいですね。
意外と家庭のイベントとして盛り上がるかもしれません。
●クローゼットに服がパンパン!
→毎月何か服を買っていませんか?買わない月間を決めて、手持ち服で着回すチャレンジをしてみましょう!
●アルコール
→毎日2本以上ビールを飲んでいる方は、2本目を炭酸水に変更してみてはいかがでしょうか。
お腹が膨れて節約になるかも笑
●友人との交際費
→すべてリフレッシュになっていますか?学びはありましたか?遊び終わった後、疲れるようなことはありませんでしたか?
友人との交際費はゼロにするのは、今の日常生活の楽しさが減りオススメできません。
しかし、もし遊び終わった後疲れたり、無駄な時間を過ごしたなぁと感じる場合は、会う頻度や一回の時間を減らすことを検討してみましょう!
週2が月1になる、ランチの後カフェで過ごすのをやめるだけで、支出が減るだけでなく、あなたの大切な休息の時間が増え、より充実した自由な生活が送れるかもしれません。
●美容院代、エステ代
→毎月通っている場合、ストレスにならない範囲で、例えば1週間、間隔を伸ばしてみるのはいかがでしょう?
●書籍代
図書館で借りれないか?確認してみましょう!
●家族との休日のレジャー
→家庭がある方にとって、家族との休日を過ごすレジャー費用も多額になる可能性があります。
かと言って、特に子供が小さいうちは家族の時間はかけがえのないものですから、色々な場所に出掛けることも親が子供にしてあげられる教育、経験の1つであり大切なものです。
家の中でずっと過ごすのは、費用の面では節約になっても機会損失が大きいでしょう。
ただし、もし有料のテーマパークや施設に毎週、毎月のように行っている方がいらっしゃればそのうちの一回でも無料、または、格安の施設に変更してみましょう!
探せば無料でも面白く、社会科見学になる場所がたくさんあります。
・工場見学
・ガスや水道、ゴミ処理場等の公共施設の見学
・大型の児童センター
・美術館、博物館、科学館
秋や春は公園でスポーツや山でのハイキング、夏は川、海に行くのも楽しいですね!
上記情報はインターネットや書籍に多数掲載されているので、家族と一緒に情報を集めて週末の過ごし方について話し合うと、全員が主体的になり、場合によっては、より充実した家族の時間が過ごせるかもしれませんよ。
いかがですか?
当てはまるものはありましたか?
もちろん全て取り入れる必要はありません。
今のあなたの生活を充実させるために欠かせないものであれば、そのままにしておきましょう。
また継続して続けるのが難しい場合(一生服を買わない、美容院へ行かないはほぼ不可能ですよね)、今月は服飾費で、来月はレジャー費で、その次は食費で‥という風にローテーションさせるのもいいと思います。
ストレスになることは続かないので、実行可能な範囲で計画しましょう。
毎月の変動費の削減金額を決めた上で、どの項目ならできそうか考えてみてください。
もし、そもそも思いつかない‥という場合はとりあえず削れるところはないか意識しながら1週間過ごしてみましょう。
何か発見があるかもしれません。
節約と考えるとネガティブになる方は、短期間のチャレンジ!として捉えるとやる気が出て、取り組みやすいです。え?私だけ?
長くなったので、固定費の削減と収入を増やすアイディアについては次回以降ご紹介したいと思います。
あなたの家計管理のストレスが少しでも減りますように(^^)